高断熱・高気密の住宅が建てたい!夏は快適に過ごせるのか – 岡山の工務店で高断熱・高気密の新築住宅・家づくりを/岡山暮らし-スーパーウォール工法
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高断熱・高気密の住宅が建てたい!夏は快適に過ごせるのか

注文住宅を検討中の方が、高断熱・高気密の住宅を建設しようとしたとき、

冬は暖かい、夏も“熱が家にこもって暑い”という噂を耳にするようです。

高断熱・高気密住宅にした場合の室内温度、快適な暮らしについてご紹介します。

1)高断熱・高気密住宅での夏の生活が気になる

高断熱・高気密とは

高気密性:室内外の空気の出入りや隙間が少ないので、空気が隙間から出ない、入らない。
高断熱:家の中と外の環境を分け、熱が伝わるのを少なくする。

ということは、
外気温の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保つことができる

高断熱・高気密の詳しい情報はこちらをご覧ください。
おかやま暮らし 新築住宅づくり成功のための専門家アドバイス
https://okayamagurashi.jp/2020/06/24/koukimitu-koudannetu-merit/

夏にクーラーで冷やした部屋の温度は、
気密性が高い程外に逃げにくく、外気温に影響されにくいので、
室内温度が一定に保たれ、快適に過ごすことができます。

 

室内の温度変化が少ないので、エアコンにかかる電力は少なく、
電気代の節約にもなるでしょう。

 

2)なぜ高断熱・高気密は暑いといわれるのでしょう

 

では、なぜ高断熱・高気密の住宅を建築すると
「冬は温かいけど」「夏は暑い」と言われるようになったのでしょうか?

住宅での暑さの原因は

1、家の中に風が流れていない
2、窓を開けても風が通らない
3、真夏の日差しが家の中に入って家が温められている
4、十分な断熱材が取り入れられていない
ことが原因にあげられます。

 

せっかく高断熱・高気密住宅にしていても、
温かい空気を家の中に生み出し、その空気がずっとそこに停滞していると、
気密性が高い分逃げるところがなく、
どんどん暑い家になり「蒸し風呂状態」になってしまいます。

 

家に空気が流れず暑い空気を頑張ってエアコンで冷やしても、
なかなか部屋は冷えず時間とエネルギーだけが掛かってしまい、
電気料金も上がってしまいます。

 

高断熱・高気密住宅に住んでいる人が
「電気代節約のため、24時間喚起システムを切って作動していない」
というお話を聞いたことがありますが、
それでは空気が循環されず、熱の特製で上に上昇、
寝る時には2階が暑くなってしまいます。


空気の流れが家の中にあること、
直接的な暑さを家の中に入れない、
基準を満たした断熱材を入れる工夫が必要です。

3)家を建てる前に検討しよう!夏を快適に過ごす工夫
(建築前編)

先ほど紹介した通り、
家の中に空気の流れがあり、温かい空気を留めない
家の中に日差しを入れないこと
外からの熱伝導を抑えること
が重要です。

建築前に検討しておくこと

・屋根、壁、部屋間の断熱材はしっかり検討する
・24時間喚起システムの導入
・窓ガラスは遮熱性・断熱性の高い製品を選ぶ
・日差しを考慮した間取り、軒、ひさし
・風通しを考えた窓の配置

 

夏と冬の季節を意識した住宅を建てると、
温度管理などで冷暖房費にかかる費用も節減でき、快適な生活が送れます。
専門家はたくさんの知識を持っていますので、
是非、設計士さんに提案してもらうといいでしょう。

4)お家を涼しくする工夫(建築後編)

高断熱・高気密住宅に限らず、
夏を涼しく快適に、電気代をなるべく抑える方法がまだあります。

家の中が暑くならない、日射を遮る工夫

・暑くなる部屋のカーテンを閉める、遮熱・遮光タイプがお勧め
・グリーンカーテンを作り、ゴーヤやきゅうりを育てて楽しむ
・サンシェード、よしずを設置する
・本当に暑い日はシャッター、雨戸を閉める

風通しをよくする

・室温が暑いと感じたら、家中の窓を開け換気
暑い空気を外に出してからエアコンを点けたほうが効率的
・換気扇を活用するのも効果的
・扇風機、サーキュレーターを使って部屋に風の流れを作る

その他にも

・白熱灯は熱を発しているので、照明をLEDに変える
・見た目からの涼を工夫、インテリアを夏仕様にする
・打ち水を家のまわりやベランダにまく、気化熱によって温度を下げる

 

工夫の中には、お家を涼しくするアイディアももちろんですが、
地球にもお財布にも優しいアイディアがいっぱいです。
是非実践してみてください。

 

まとめ

夏は外から熱が入ってくるのを防ぎ、冬は部屋の熱が出ていくのを防ぐことにより、
室内を常に快適な温度に保ちやすくなります。
日本の気候も、風の流れも土地によって様々です。
建築前に上記で紹介したことを取り入れた住宅は最高に快適な住まいになるでしょう。

 

快適はなかなか目に見えるものではありませんが、
スーパーウォール工法を扱う代理店にお願いすると、
気密測定を実施し、性能値を確認してもらえます。
高断熱・高気密、空気の流れに関しても得意としていますので、是非ともご相談ください。

岡山で新築をご検討の方は、「おかやま暮らし」へお問い合わせください。
https://okayamagurashi.jp/

スパーウォール工法はリクシルのホームページで詳しく見ることができます。
https://www.lixil.co.jp/lineup/construction_method/sw/

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